「キンダーハープを弾こう ー子どもに関わる全ての方へー」
ゲルハルト・バイルハルツ、メヒティルト・ライアーの二人の共著のキンダーハープの入門書の日本語訳が、イザラ書房から出版されます。
私は監修者として関わりました。
ゲルハルトは、ドイツのライアーやアントロポゾフィーの音楽、音楽教育、治療教育の中心的な存在で、自分で音楽の出版社も持っています。彼は私の友人で、彼のユーモアのある姿からいつも刺激を受けています。
メヒティルトは、2012年にドイツのユーバーリンゲンで開催されたライアー世界大会で知り合いました。彼女の歌声や歌い方はとても美しく、ライアーやキンダーハープにあった、素晴らしいものでした。キンダーハープやライアーと歌について、ボーデン湖畔のカフェでいろいろ話したのを思い出します。残念ながら彼女は病気でお亡くなりになっています。
シュタイナー建築の建築家で京田辺シュタイナー学校の教師でもある伊藤壽浩さんが訳してくださった素晴らしい訳を、日本でキンダーハープを弾いている人弾こうとする人に、より分かりやすい言葉になるように、イザラ書房の村上京子さんと作業を進めました。井手芳弘さんも協力してくださいました。
そしてイラストは、みやがわよりこさん。20年前に学研から3冊本を出版しましたが、その時には素晴らしい絵を描いてくださいました。また一緒に本が作れて嬉しいです。赤羽なつみさんによる装丁はドイツ語の版とはかなり雰囲気の違う落ち着いたもので、よりこさんの絵がとてもいい感じです。
ゲルハルトから、日本の歌を入れるようにということだったので、「子ども園の歌」から私の作った5度の歌を3曲使わせていただきましたし、日本のわらべ唄も入れることにしました。
キンダーハープを実際に学校や幼児教育の現場で使われている先生たちには、キンダーハープについての新しい発見や可能性を見つけていただけると思います。
乳幼児と関わるお母さんお父さんなどにも、家でどのようにキンダーハープを使うことができるかのヒントがたくさんあります。
そして、これからキンダーハープを弾こうという方には、素晴らしい入門書です。
多くの方に手に取っていただき、キンダーハープを再認識していただけたらと思います。
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